精神病院 入院形態

精神病院の入院形態について

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一般的な病院とは異なり、精神病院や精神科は入院治療が必要とされる患者を本人の意思にかかわらず強制的に入院をさせることが可能です。
これは精神保健福祉法という法律で定められており、本人がその精神的な疾患によって的確な判断ができないというときに実行されます。
患者本人の同意を得て入院をすることを「任意入院」と呼ぶのに対し、この本人の意思にかかわらない入院のことを「強制入院」といい、その入院形態は4つにわけて定められています。
4つはそれぞれ「応急入院」「医療保護入院」「措置入院」「緊急措置入院」というもので、入院するための条件や入院期間の限定などによって区別されます。
先に述べたように、どれも本人の意思を確認できるような状態にない患者が入院するということであり、その症状による精神的障害はもちろんのこと、身体的な障害に至ることも多く、そのような患者との接し方は医療者でもより慎重な対応が必要で非常にデリケートなものとなります。
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どのような点に注意して関わっていくのかといいますと、まず大切なのはその患者を否定しないということです。
患者の家族など身近な人が患者と接する際に多いのが、入院するまでに至った経緯や本人の行動を責めたり省みさせたりすることです。
まだまだそのようなことに耐えられるような状態ではない患者にとって、それはまさに苦痛としか言えない対応です。
精神的な疾患は目には見えにくく、一進一退を繰り返しながら長い目で付き合うことが必要な病気です。
叱咤激励を繰り返すことは患者の状態を安定させるのには得策とはなりません。
まず、医者や看護師に相談するなどして患者の状態をよく理解することが大切です。
身近な人が共感した姿勢をとってくれるというのも、患者にとって精神を安定させることのできる環境として良いものです。
周囲のサポートを得ながら、患者に時に寄り添い時に距離をとり、患者にとって安心の場を作ることが大切なのです。
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